深夜道楽

美しい天体写真を追い求めて…

HDRでオリオン大星雲

10月27日の甲州市遠征では、ばら星雲のほかにオリオン大星雲を撮りました。
この天体は、中心部と周辺部の露出を適正にするのが難しいことはみなさんご存じの通りです。
そこで、いま話題のHDRで画像処理をしてみました。
面倒な割りに、効果はステライメージのデジタル現像とそんなに違わないかもしれませんが^^;
 
47b3640d.jpg

M42
撮影日 :2009年 10月27日
撮影地 :山梨県甲州市
撮影機材: GINJI200FN + Baaderコマコレクター + LPS-P2フィルター
                 VIXEN A80S + ガイドウォーク
                 Kenko EQ6PRO赤道儀
                 EOS KissX2 SEO-SP2E
                 ISO800 30sec×8、60sec×8、1min×4、2min×4、4min×4
                 Photomatixで露出違い5カットHDR合成
 

銀次リベンジ

前回の失敗を自分なりに反省して、次の遠征では慎重な設置をこころがけました。
こんどは山梨県甲州市の山中です。
すごく湿度が高い晩で、結露の洗礼を受けましたが、なんとか自分で納得できるショットが撮れました。
 
b66a4588.jpg

ばら星雲
撮影日 :2009年 10月27日
撮影地 :山梨県甲州市
撮影機材: GINJI200FN + Baaderコマコレクター + LPS-P2フィルター
                 VIXEN A80S + ガイドウォーク
                 Kenko EQ6PRO赤道儀
                 EOS KissX2 SEO-SP2E
                 ISO1600 4min×8  SI6にてダーク補正、画像処理

銀次ゲット

BORG45EDでそれなりに撮れると、こんどはもうすこし長い焦点距離の望遠鏡が欲しくなりまして、安さと口径と焦点距離と明るさに惹かれて10月半ばに笠井トレーディングのニュートン望遠鏡GINJI200FNを導入しました。
昔はニュートン式といえば10センチ鏡がスタンダードで、13センチとか15センチとかは高嶺の花だった記憶があります。
それが20センチで7万円しないんですから、いい時代になったものです。
30年くらい前、通販で買った10センチニュートン鏡セットと塩ビ水道管の鏡筒で自作した望遠鏡を、バイクに積んで房総半島まで観望に行ってました。
そんな経験からか、なんとなくニュートン望遠鏡には愛着がわくんです。
で、GINJIを買って、八溝山まで遠征です。
あいわからず観測地が定まってません^^;
 
823af3a2.jpg

 
これがファーストライトです(;_;)
 
撮影日 :2009年 10月20日
撮影地 :八溝山
撮影機材: GINJI200FN + Baaderコマコレクター + LPS-P2フィルター
                 VIXEN A80S + ガイドウォーク
                 Kenko EQ6PRO赤道儀
                 EOS KissX2 SEO-SP2E
                 ISO800 8min×4  SI6にて画像処理
 
縮小画像でもわかる惨憺たる流れ方で、完全に失敗です^^;
PCモニター上ではちゃんとガイドできているはずなのに、なぜか撮れた画像では星がながれる・・・
この日は他の天体にもチャレンジしましたが、すべて流れていてお見せできるような成果はありませんでした。
このときは原因がわからず悩みまくりましたが、あとから考えると鏡筒バランスも適当だったし、各部の締め付けもいい加減だったのかもしれません。
流れる要因というのはいろいろあるようで、原因になりそうなことには注意しすぎるということはない、ということがそのうちだんだんわかってきました。
 

ギャラリー
  • 令和元年GW南会津遠征
  • 令和元年GW南会津遠征
  • 令和元年GW南会津遠征
  • 令和元年GW南会津遠征
  • 令和元年GW南会津遠征
  • 天ガ6月号表紙、星ナビ6月号入選
  • 天ガ6月号表紙、星ナビ6月号入選
  • 天ガ6月号表紙、星ナビ6月号入選
  • りょうけん座 NGC4151
ブログ内記事検索