2009年8月、天城高原で撮ったM31が実質初めて撮れたまともな天体写真です。
30年くらい前に、タカハシ5センチ屈折赤道儀の手動ガイドで天体写真を撮った経験はあるのですが、ろくなものは撮れず、その後なんとなく天文趣味は長く封印したままでした。
この十年デジタル一眼レフで写真を撮ることを趣味にしてきましたが、ふとデジタル一眼レフで天体も撮ってみたいと思い、2008年暮れにケンコースカイメモを買いました。
自宅から車で1時間くらいの近郊まででかけて二、三度撮ってみましたが、やはり空が明るすぎて作品にならず、テンションが下がってしばらく放置状態にしていました。
せっかく買ったスカイメモがもったいないなあと、8月の末暗い空を求めて天城山まで遠征した結果がこのM31です。
手持ちのカメラはオリンパスE-30なので、長時間露出に弱く、あまり天文向けとはいえません。
ステライメージもE-30のRAW現像には対応していないので、このときはRAWからTIFFに現像してSI6で画像処理しました。
レンズだけは150mmF2.0という非常に明るいレンズだったので、このM31は2分露出を3枚でできた作品です。
当夜は雲が多くて、これしか撮れませんでしたが、アンドロメダがそれっぽく撮れたのがうれしく、どんどんはまりこむ切っ掛けとしては充分でした^^;
撮影日 :2009年 8月28日
撮影地 :天城高原
撮影機材: ZuikoDigital 150mmF2.0
Kenko SkyMemoR ノータッチガイド
撮影地 :天城高原
撮影機材: ZuikoDigital 150mmF2.0
Kenko SkyMemoR ノータッチガイド
OLYMPUS E-30
ISO1600 2min×3 SI6にて画像処理
ISO1600 2min×3 SI6にて画像処理