画像処理ネタです。
海外サイトを見ていて、Hα画像をLRGB合成するときにピンクにならない方法というのがありましたのでご紹介したいと思います。
輝度画像はL画像にHα画像を比較明合成したもの、RGB画像はできるだけ彩度をあげてあります。
海外サイトを見ていて、Hα画像をLRGB合成するときにピンクにならない方法というのがありましたのでご紹介したいと思います。
輝度画像はL画像にHα画像を比較明合成したもの、RGB画像はできるだけ彩度をあげてあります。
L+Hα
RGB
LRGB合成をフォトショップで行います。
RGBのレイヤーの上に輝度画像のレイヤーを配置し、輝度画像レイヤーの合成方法を「輝度」にします。
そうすると、このように全体がサーモンピンクになります。
これは第一に輝度が高すぎるためなんですが、RGB色空間をLab色空間に変換するときの赤系統の色空間変換にも問題があるようです。
そこで、これからご紹介する方法なんですが、RGB画像レイヤーの上に「色相・彩度の調整レイヤー」を追加して、色相を+60にします。
そうしますと、全体にグリーンにシフトします。
そのあと、輝度レイヤーの上にふたたび「色相・彩度の調整レイヤー」を配置し、色相を-60にしてレッドにシフトして元の色相に戻すと、あら不思議。
これだけの操作で、ピンクっぽくないLRGB画像の完成です。是非お試しください。